ホーム > 住まいのコミュニティ Tocky's Forest > 建築家、松永務のひとりごと > VOL.215 リフォームにおける空間活用術 ・造作ベットのサイドテーブル

住まいのコミュニティ Tocky's Forest

VOL.215 リフォームにおける空間活用術 ・造作ベットのサイドテーブル
(2010.03.05)

岩盤浴ベット.jpg

造作ベットを製作する場合、
その個室が狭いがゆえにというケースが多いのですが、
その間がバルコニーへの通路となることもあります。

そうなると、ベットサイドに棚を造ったり、
テーブルを置いたりということができなくなります。
これでは、ベット廻りの置き場もなくなり、
ちょっと落ち着きがなくなってしまいます。

そこで、ベットの下からテーブルをスライドさせて、
出入りに邪魔のならないように、という発想から、
考え出されたスライドサイドテーブルがこれ。

サイドテーブル12.jpg

460W×355D×340Hの大きさで、
天板には30Φ×4つの穴とアルミカバーがアクセント。
ふたを開けますと、凹型の棚が1段有り、
眼鏡や文庫本などの小物類が置けるようになっています。

さて、その天板の裏面に何やら箱のようなものが見えます。
実は、これが既製品の壁付け用の照明器具。
箱の中のスイッチを入れますと、
左右から光が漏れて、ベットサイドの書見灯になり、
そのままふたを閉めますと、フットライトの役割に変わります。

サイドテーブル21.jpg

天板のアクセントとなっている穴は、実はこれの熱抜き、
そして、アルミは配線を隠すためのカバーの役割なのです。
この照明への電源供給は、ループコード式、
いわゆるクルクルした電話のコードのような線を使い、
テーブル自体がスライドしても、
伸び縮みして対応できるような配線となっています。

材料は、家具用に使われるシナランバーコア、
ちょっとしたアイディアのサイドテーブルですが、
雰囲気のある照明テーブルです。

ページの先頭へ