ホーム > 住まいのコミュニティ Tocky's Forest > 建築家、松永務のひとりごと > VOL.214 リフォームにおける空間活用術・畳ベットさまざま

住まいのコミュニティ Tocky's Forest

VOL.214 リフォームにおける空間活用術・畳ベットさまざま
(2010.02.08)

畳ベットコーナー1.jpg

造作ベットは、シナランバーコアという家具に使用する
厚み30mmの板を組み合わせて製作します。
これに、もう一工夫加わりますと、
さらに、色々な機能を持つベットにすることができます。

一つ目は、造作ベットの上に畳をのせた畳ベット。
このベットが生まれたキッカケは、
狭小変形地の主寝室を和室にしたいという要望からでした。

台形状の5.5畳の寝室に畳を敷くのはなかなか上手くいかない。
なぜ和室にしたいのでしょうかとお聞きすると、
畳の上で寝たいとのお答え。

それでは、こういうベットを製作するのはどうでしょうと
提案すると、それで充分ですよ。
さらに、小さいお子さんと一緒に寝ることも想定し、
間に板を渡すことで、畳コーナーのようにひろげることに。
おまけに、ベットしたに収納が取れるし、一挙両得です。

このように、畳ベットの考え方には、
高齢になって、布団の上げ下げや立ち座りがきつくなり、
和室にベットを持ち込むということを見越した
畳コーナー的な扱いをすることもできます。

二つ目は、腰が悪いというご主人のために、
岩盤浴用のタイルを畳ベットの腰の辺りに
貼り加えた、岩盤浴畳ベット。

タイルを張る部分は、畳との段差を調整するために、
下地板を張り増しています。

岩盤浴畳ベット11.jpg

注意点は、ベットの腰の辺りというのは、
意外にベット上部の方にあるということ。
写真の感覚でいきますと、頭は手前の方かなと
思われるかもしれませんが、窓側の方が頭となります。

岩盤浴ベット1.jpg

造作ベットは、まだまだ可能性があると思います。

ページの先頭へ