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VOL.210 リフォームにおける空間活用術 ・壁になるテーブルと椅子編
(2009.11.27)

ビフォーアフターに出てくる家具には、
そんなのわざわざたたまなくても、しまわなくても、
最初から出しとけばいいじゃない??
というものが、見受けられます。

私の場合も、その実例がこの壁になるテーブルと椅子。
実は、これには裏話があるのです、というお話し。

収納テーブル椅子11.jpg

間口2間の住まいのリフォームの2階ホール。
この両側に2つの寝室があるのですが、
このホールを2階の第二リビングとして
くつろぎの空間にしつらえるために、
テーブルと椅子を用意。

この障子下の腰壁に、5枚の板が見えますが、
真ん中の板には、テーブルが折りたたまれていて、
持ち上げると脚の板が出てきて、展開します。

収納テーブル椅子21.jpg

両側の2枚ずつの板は外して裏返すとクッション付き。
これを、壁の中に彫り込まれた溝に差し込んで、
その下の板を開いて、支えにします。

こうすると、対面する背付きの椅子とテーブルが現れます。
で、最初からこうしておけばいいじゃないか?となります。

実はこのホール、近くに嫁いだ娘さんが、
子供を連れて泊まるときの寝室となるのです。

店舗との高低差を利用して、奥の和室の下を
収納にしてあるのですが、階段下からベットが引き出されます。
さらに、横の階段は娘さんの専用収納。

収納ベット11.jpg

もちろん、番組上は3人家族の住まいですので、
撮影時には和室下のベットはありません。

ご家族の住まい方の要望に対応するために、
考えられた壁に収納できるテーブルと椅子なわけです。

番組構成とご家族の要望、
これを同時に満たすことも、
私に課せられた、本来の役割となります。

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